貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

同姓の大富豪が死んで遺産が転がり込む…まさに夢のような話

周到な「ドバイ詐欺」

mainichi.jp

「ドバイの富豪が大いなる遺産を残して死んだ。偶然にもあなたと同じ姓だ」。メッセージのやり取りを始めてから約2カ月後、突然こう告げられた。詳しい話を聞くと、共に事業を進めていた親しいドバイの富豪が亡くなり、遺産相続人を探しているという。「同じ姓のあなたは関係があるのではないか」。男性には心当たりがあった。以前、親戚から外国人の身内がいると聞かされたことがあったからだ。

 いやいやいやいや、いくら外国人の身内がいると言っても、「同じ姓」というだけで親戚と考えるものなのか?

よほど珍しい姓だったらわかるけど…

仮に親戚だったとしても、遺産相続人になるべき人は親戚の中で最も親しい人になるわけで、それが誰なのかを親戚と一緒に調べないと。

おそらく英語でやりとりするSNSを自分から始めて、高額の要求にも応えられるのですから、騙されたのは(元)エリートでそこそこにお金を持ってる人ですよねぇ…

国際通貨基金(IMF)も迷惑してた

精巧に作り込まれた富豪の死亡届や国際通貨基金(IMF)の資金証明書が送られてきたというけど、国際通貨基金が出てきた時点で怪しいと思わないと。

国際通貨基金(IMF)のアジア太平洋地域事務所(OAP)のサイトには、「詐欺にご注意を!」との呼びかけが載せられていました。

www.imf.org

国際通貨基金(IMF)の関係者を装った詐欺行為に関する情報が多く寄せられています。当基金は加盟国政府機関や中央銀行への政策提言や能力開発サービスを展開するもので、個人の取引にかかわることは一切ありません。

もしかすると問い合わせがいくつも入って、迷惑しているのかも。

スケールの大きい「ドバイ詐欺」

在ドバイ総領事館のサイトにも「詐欺被害に関する注意喚起」が出ていました。2019年からあるんですねぇ…

そこに出されている資料「詐欺被害に関する注意喚起(pdf)」によると、「ドバイ詐欺」の手口は以下の4類型。

  1. 金融機関をかたる詐欺
  2. 王族、政府機関をかたる詐欺
  3. 高利商取引を持ちかける詐欺
  4. ロマンス詐欺

スケールが大きいですねぇ。

コロワイドの会長が有名な「M資金詐欺」に騙されたように、お金持ちはスケールが大きな詐欺話に騙されやすいのかもしれません。

お金で騙す人 お金に騙される人:「金融・経済」詐欺の事件簿