年金世代が後悔している3つのこと
シニア世代の3つの後悔の1つめ「節制の習慣をつけておけばよかった」と「老後の暮らしをイメージしておけばよかった」は重なる部分がありますね。
老後の年金額と貯金から取り崩して使える額を想定できれば、そこからどれだけの支出で生活すべきかがわかり、節制が必要であることも導かれます。
人間、生活レベルを急に下げるのはとても難しいもの。定年退職した次の日からいきなり下げられるものではありません。
時間をかけて少しずつ節約をして生活レベルを下げる、あるいは生活レベルを下げないで支出を削減する節約術を身に着けていくのが大切です。
50代のうちから節制すれば老後資金も増やせる
50代のうちから節制・節約して支出を抑える生活ができれば、それは年金生活で余裕ができるだけでなく、老後資金のための貯金に回せるのでより老後の余裕に繋がるということ。
50代まで子育てで貯金どころではなかった家庭にとっては、まさにラストスパートとなるのでしょうねぇ。
しかし後悔している人が多いということは、やはり定年退職してから老後のことを本気で考え出した人も多いのでしょうか。
現役時代は付き合いや見栄を張らないといけない場面もあるし、老後の生活は想像しきれないものですし。
リタイア後の生活はイメージできないのが当たり前
バリバリ働いている現役時代に老後・リタイア後の暮らしをイメージするのはとても難しいです。
生活費の話だけでなく、リタイアして時間が有り余る日々をどう過ごせばいいのか、イメージできない人も多いでしょう。
逆に言えば、老後の暮らしをしっかりイメージした上で現役時代のうちから準備をして、実際の老後をイメージ通りに生活できた人がストレスのない老後を過ごせていると言えます。
100%イメージ通りなどということはありえませんが、できるだけ細かくイメージして準備しておくことが大切だと思います。
なるようになる、と腹をくくる気持ちも必要ですが…