貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

FPの無料相談は「ただより高いものはない」?

老後のお金に関する意識調査

www.jiji.com

30代・40代の子どものいる既婚男女1000人に聞いた老後のお金に関する意識調査です。

30代・40代で子育て中だと、子どもにお金がかかる時期で自分たちの老後に備えるために貯蓄・資産運用もあまりできないでしょう。

93.4%の人が「老後のお金に不安がある」と答えるのも必然ですね。

不安がない6.6%の人は、よほど稼いでいる人か、実家が太い人か、あるいは超楽天家なのかわかりませんが。

「お金のプロ」に相談する人はほとんどいない

老後のお金に不安はあるけど、お金について相談するのは73%の人が「家族・友人」という結果。

既婚者へのアンケートなのだから、先ずは配偶者と相談するのが当たり前なので、設問が「配偶者以外で」となっていないとすれば意味のないアンケートになっているかも。

配偶者と相談するのと、友人に相談するのとをひとまとめにせず、分けた方がいいと思いますし。

ただ、FPなどのいわゆる「お金のプロ」に頼ろうとする人は少ないのは間違いないようです。

無料相談は「ただより高いものはない」?

このアンケートは、無料で「お金のプロ」に相談できるサービス 『マネーコーチ』のPRのためのもの。

無料相談できておトクなのでもっと利用されてていいはずですが、無料相談含めていわゆる「お金のプロ」に相談しようと思わないのは、本当にいい相談を受けようと思ったら高いお金が必要で、無料だと怪しく感じるかではないかと。

金融庁は銀行や証券、保険などの金融機関に対して、「顧客を第一に考えた業務」を進めるように指導しています。

www3.nhk.or.jp

逆に言えばこれまで「顧客を第一に考えた業務」をしてなかったという意味になります。

実際、証券会社が自分たちや大口顧客が売りたい株を個人に押し付けたり、銀行が高齢者に投資信託を売りつけたりしてきたわけで。

「お金のプロ」だって無料で相談を受けるだけでは儲からないので、どこで利益を得るかというと、金融商品や保険商品を販売して得られる手数料になります。

FPなどの資格を持った「お金のプロ」なら誰でも安心して相談できるわけではないので、「顧客を第一に考えたお金のプロ」が求められますね。

老後の不安を煽って営業している「お金のプロ」がいっぱいいるのも現実ですし…

お金のプロに全部聞いたら年金の不安がなくなりました!