「マイナポイント3万円付与案」は減額&条件付き
公明党は衆院選の目玉公約に、マイナンバーカードに1人一律3万円相当のポイントを付与する「新たなマイナポイント事業」を掲げた。“バラマキ批判”がある一方、苦しい家計の足しになるのではと期待する向きもあったが、とんだ肩透かしだ。自民・公明両党は、マイナンバーカード保有者への「マイナポイント」付与について、①カードを健康保険証として使うための手続きをした人に7500円分、②預貯金口座とのひも付けをした人に7500円分、③新たにカードを取得した人に5000円分を支給する方向で最終調整に入った。
公明党の衆院選の選挙公約として打ち出していた「新たなマイナポイント(一人あたり一律3万円相当の給付)」でした。
しかし既にマイナポイント5千円相当の付与を受けている人は、最大でも1万5千円相当になるので、全ての人に「一律3万円」から半額になった計算です。
しかも健康保険証として使うための手続きや預貯金口座とのひも付けが必要という面倒さ。
ただ配るだけでは「バラマキ批判」を受けてしまうので、マイナンバーカードの普及・用途拡大のためなんだとわかるようにした結果ですかねぇ。
付与条件に二の足を踏む人が続出?
マイナンバーカード取得で5000円相当のポイントが貰えるのは継続(再開)で、既に貰っている人は最大でも1万5千円相当がもらえるけど2つの条件があります。
その条件は嫌だから貰わないという人もいそうですよね。
預貯金口座とのひも付けは財務省(税務署)に覗かれるのではないか、と感じる人がいそうだし。
健康保険証として使えるようにしても、それを持ち歩くのは不安があります。
もしマイナンバーカードを健康保険証化をした場合、これまでの健康保険証が発行されないとなったら困ります。(現行では両方使えるはずだけど)
どういう目的で、紐付けをしたらどうなるのかがはっきりするまでは、私は態度保留です。
マイナンバーカードの機能がスマホに入れば
総務省では有識者による「マイナンバーカードの機能のスマートフォン搭載等に関する検討会」を行っていて、来年度には実現すると言われています。
これが実現して、スマホが健康保険証になるならありがたい。ついでに運転免許証にもなったりしないかな。それは別途検討されてるんですよね。
私の場合は今持っているスマホはNFC非対応なので、スマホを買い換えないといけないのですが…