東京に住む女性の生涯未婚率が20%を超える
東京は昔から未婚率が高いことで知られている。全国の生涯未婚率は男25.7%、女16.4%だったが、東京に限ると男26.4%、女20.1%となる。女性の東京未婚はついに20%の大台を超えたのだ。
東京の生涯未婚率は先行指標で、全国の生涯未婚率も遅れてそれに近づいてくるので遠くないうちに女性の全国的な生涯未婚率も20%を超えるだろうと。
ただ男性は25%付近で伸びが鈍化しているので、生涯未婚率は男女とも25%くらい、つまり男女とも4人に1人が生涯未婚という時代が来るのかも?
都道府県別で見ると大きな開きが…
都道府県別の生涯未婚率は、かなり大きな開きがあることに驚きです。
女性の生涯未婚率が一番高いのは高知県の20.3%。女性がしっかり稼げる仕事の多い都会の方が生涯未婚率が高くなる傾向があるので意外です。
男性の生涯未婚率トップは岩手県で28.9%。3人に1人に近いレベルまで来てるんですねぇ…
全体的に女性の生涯未婚率が高いのが西日本、男性の生涯未婚率が高いのが東日本という傾向が出ているのはどういう理由なんでしょうか。
生涯未婚率が地域は孤独対策が必要になってくる
これだけ生涯未婚率に差があると、孤独対策も都道府県によって変わってくるでしょう。
男女ともに生涯未婚率が高い高知県は特に孤独対策・独居老人対策・孤独死対策が必要になりそう。
この生涯未婚率は45歳から54歳の未婚率から算出されるので、これからずっと独身の高齢者が増えていく計算です。
その負担が現役世代に降りかかると、さらに若い世代が逃げていくという構図になりそうですが…