企業も年賀状じまい
高齢で年賀状を書くのが大変になり「年賀状じまい(終活年賀状)」をする人も増えている時代ですが、企業も年賀状廃止へと動いているようです。
若い人は元々年賀状は書かないし、メインターゲットの高齢者も年賀状じまい、企業も廃止へと動き出したら益々年賀状は減りそうですね。
今は世界的な半導体不足からプリンターが品薄になっているのも年賀状減少の一因になっていそう。
SDGsの観点からも紙の年賀状は減らしたほうがいいわけですし。たとえ年賀状の用紙を再生紙にしたとしても、配送のためのエネルギーコストがかかるわけですから。
日本郵便が「スマートねんが」をスタート
今までの日本郵便なら「やっぱり紙の年賀状がいいよね」とポジショントークを続けていたことでしょう。
しかし今年から日本郵便もデジタル化したLINEで送る年賀状「スマートねんが」をスタートさせました。
似たような無料のデジタル年賀状サービスは昔からあるので、有料でどこまで広がるのかわかりません。
紙の年賀状にいつまでこだわるべきか
それでも「年賀状はやっぱり紙がいい」という人もいるでしょう。お互い紙が好き同士ならそれでいい。
デジタルが好き同士ならデジタル化すればいい。紙が好きな人とデジタルが好きな人がどっちに合わせるのかが難しいかも?
紙にこだわり過ぎて煙たがられても困りますね。こちらが紙の年賀状を送ったのに送り返さなくても怒らない方がいい。
元々、お年始回りの代わりに年始の挨拶をするのが年賀状なので、紙が絶対ではありません。
目的は「年始の挨拶」であるので、紙の年賀状でもデジタルメッセージでも、なんなら通話で挨拶をしてもいいのです。
スマホやPCを使えない高齢者でも、通話し放題ならデジタルの恩恵を受けられます。
通話し放題の回線があれば追加でお金もかからないし、時間がある高齢者なら声でやりとりした方がいいんじゃないですかね。