男性は加齢と共に友達がゼロになっていく
年齢と共に友だちと疎遠になる・友だちが減る理由と言えば、30代に入って訪れる結婚などのライフステージの変化が先ず思い浮かびます。
そして記事にあるように人間関係が仕事・職場のみだった人は、退職をきっかけに「友達ゼロ」になります。
そもそも上下関係もある職場での人間関係を「友達」とカウントしていいのかは微妙ですけどね。
同期や年次・年齢が近い同僚なら友達としての付き合いになるんでしょうけど。
50代から「友だちゼロ」増えていくのはなぜだろう?
友だちが減る理由が上記の2つだとすると、「友達が一人もいない」人の割合は30代くらいから減っていって60代で急増するはずで、50代から急増しているのは疑問です。
ピラミッド構造にしたがる日本の組織では、同期や年次・年齢が近い同僚は周りにいなくなっていきます。
転職・独立で辞めていったり、(大会社では)子会社などに出向したりしますから。
調査結果は「悩み事を相談できるような友達の数」がゼロと答えた人の割合ですので、同じ職場の部下は含まれてないんでしょうね。
70代以上の割合がさらに高くなるのは、友達が先にあの世へいってしまうケースも増えるからかな。
友達は作ろうと思ってできるものではない
老後から一生打ち込める趣味なんて簡単に見つからないし、友達は作ろうと思ってできるものでもない。
厳しいことが書かれていますが、現実はそういうものですよね。
そもそも趣味も友達も、老後(リタイア後)に作るよりは、現役時代から作っておいた方がいいですし。
老後の生きがいのため悩み事を相談できるような親しい友達や一生打ち込める趣味を必死に探すよりは、「友達の数より会話の数を増やす」くらいに気楽に構えた方がいいでしょうねぇ。