「あなたはどれくらい幸福ですか?」
「あなたはどれくらい幸福ですか?」
1~10までの数字でこの質問に答える(数字が大きくなるほど幸福度も上がる)としたら、どの数字に丸をつけるでしょうか。
北欧発の「幸福についての小さな書(サンマーク出版)」の著者であり、ストックホルム商科大学の教授であるミカエル・ダレーンは、おそらくほとんどの人が上位の数字、しかも10以外に丸をつける確率が高いと本の中で話しています。
私がこの質問に答えるとすれば、5か6だと思います。
セミリタイアしてやりたくない仕事をできるだけしない状態はストレスが溜まることがなく、最大のマイナス要因がないので下位の数字にはならずに済んでいます。
それ以外のマイナス要因は、収入が少ないために使えるお金も限られていること。わかっていたことではありますが。
そのマイナスも好きなだけ寝ていられたり、自由な時間がたっぷりあることのプラスが上回ります。
ただそれを大きく上回るかというとそうでもないので、中間の5くらいですかねぇ。
不幸でなければいいじゃないか、という(いい意味での)妥協をしています。
セミリタイア直前が幸福度のピーク?
同じミカエル・ダレーン教授の著書からの記事では、幸福感が最も高まるのは金曜日(休日の前日)だとか。
思えば、セミリタイアする直前が一番ワクワクで幸福度のピークだったように思います。
まさに「前向きな想像」をしていたからでしょうね。何か大きな買物をする時に、選んでいる時が一番楽しいのも同じかな。
8年もすれば幸福度が下がっていくのも当たり前。マイナスでなければよしでいいんだと思います。
幸福を真剣に考えるのはやめよう
「幸福研究を行っていくと、自分がどれだけ幸福なのかを考えて尺度を繰り返し記入すればするほど、幸福度が下がっていくことが分かった」
という言葉は、頭が痛くなりますねぇ。
私もブログを書く中で、「自分は幸せなのか」「幸福度を上げるには(下げないためには)どうすればいいのか」などをよく考えているからです。
幸福度について考えないくらいに楽観的に生きていた方が幸せになれるでしょうから。
あまり真剣に、いや深刻に考えすぎない方がいいんでしょうね。それでもつい考えてしまいそうですが…