お金持ちのほうが利己的な傾向
本当にお金持ちは利己的なのでしょうか。
アメリカでは、所得に占める慈善活動の割合は、富裕層よりも貧困層のほうが高いことは有名な事実です。また脱税率やご都合主義な行動も裕福な層の人に多いことがわかっています。
「お金持ちは横柄になる」という研究結果はいくつも出されています。
全てのお金持ちが利己的で横柄なのではなく、全体の傾向という意味なのでそこは間違ってはいけませんが。
高級車ほどマナーが悪くなるという傾向(車の値段の高さとマナーの悪さの相関関係)のデータもありました。
日本の場合は「車=ステイタス」と考えて収入・資産に見合ってない高級車に乗る人が一定数いるので、表面上の車の値段の高さと収入・資産は必ずしも一致していないと思います。
それでもこの傾向は感じる部分はありますね。まぁ私がクルマを運転していて怖いと感じるのは高齢者が乗るクルマの方ですけれど。
貧困は認知機能を低下させる
私が「お金持ちは利己的」よりも気になったのは、記事後半の「貧困は認知機能を低下させる」の方です。
忙しくなるとストレスも増えるし、食事の質やゆっくり休める時間がなくなる影響もあるのかもしれません。
昔から「貧すれば鈍する」と言われた通りなんですね。
貧困で落ちた認知機能によって新たなトラブルが降りかかり、さらに貧困になるスパイラルに陥ってしまう危険があります。
貧困から脱するのが難しくなるのは、通常の状態と同じ思考や行動ができなくなるからで、「当たり前のことができない」前提で対策を考えたほうがいいと。
食事・睡眠には気をつけよう
私の場合は、これから利己的・横柄になるほどの大金持ちになることはあり得ないので、貧困で認知機能が低下しないように気をつけねば。
貧困とまでいかなくても、食事や睡眠をおろそかにすると認知機能低下のおそれがありますからね。
もちろんストレスもかけすぎないようにして。