日本の「食品偽造」のヤバすぎる実態
中国産のアサリが熊本県産として大量に出回っていたことが発覚したため、スーパーではアサリを見かけることが少なくなくなりました。
牛肉だけでなく黒豚でも産地偽装がありましたし、ウナギに関しては中国産を国産と偽って売っていた有名な鰻専門店が摘発されたばかり。
件の鰻専門店は閉店・休業し、破産申請をするそうです。
偽装したウナギ商品は少なくとも2020年4月から11月の間に約16万個販売したというからすごい量ですよね。
農産物も偽装がはびこる
元記事にあるように産地偽装は肉や魚ばかりではなく、米などの農産物でもあるので油断はできません。
記事では「サトイモ、タケノコ、ゴボウ、山菜などの野菜は、国産であれば、加工せずそのまま売ったほうが儲けが出る」とあります。
でもタケノコは採れたてを早くアク抜きしないといけないので、水煮加工して売るのはしょうがないような。
もちろん、加工したら産地偽装しやすいのは間違いなく、覚悟しておいた方がいいですね。
我々は情報を食っているだけなのかもしれない
割高であっても国産を選ぶ理由には、「安心・安全」と「美味しい」の2つがあると思います。
「安心・安全」を求めて買っている人にとっては、偽装は許しがたい行為だと思います。
一方「美味しい」を求めているなら、自分の舌で判断できてない時点で損はしてないような。
いわゆる「(国産の良いものだという)情報を食っている」だけなんですよね。
元は安いものでも満足度が高くなるのだからおトクですね。買った本人は高いお金払っているからおトクじゃないですけど。
前から考えている外国産や非ブランドの食材を買ってきて、値段の高いブランド食材だと自己暗示をかけて美味しく食べる節約法、なんとか実現できないだろうか?