液晶ディスプレイの寿命は10年?
液晶ディスプレイの寿命は5年とも10年とも言われています。
厳密には使用時間にもよるから一概には言えず、30000~50000時間として1日10時間の使用なら3000~5000日=8.2~13.7年です。
もちろん、電源部分や駆動部分が突然壊れる可能性があり、寿命まで確実に使える保証をするものではありません。
地デジへ完全移行したのが2011年7月24日ですから、この前後に液晶テレビに買い替えて使い続けている人は10年経過しているはず。
2009年から家電エコポイント制度もあって、一気に需要が増えた時期ですし。
その当時から使い続けているテレビが一気に壊れて、買い替え需要が発生しそうだけど、しないものですね。
もう10年も使ったから、と新しいのに買い替えてる人が多いのか、あるいは壊れたらもうテレビのない生活に変えるとか?
我が家の10年ものディスプレイは健在です!
ちなみに、我が家には10年以上経過した液晶ディスプレイ(PC用モニタ)が2台あります。
1台はPC専用の4:3モニタで2010年くらいに購入したもの、もう一台は主にテレビ・ビデオ・ゲーム・PC兼用のFHDモニタで2011年に購入したもの。
2013年にセミリタイアしてからというもの、1日つけっぱなしに近いんですけど、どちらも健在です!
セミリタイア以降の9年間、1日16時間点灯なら50000時間。それ以前は使用時間が少ないとは言っても1日4時間は使ってましたしねぇ。
壊れずに今も使えていることは、運が良かったのでしょうね。
LEDバックライトは突然切れるわけじゃない
液晶ディスプレイのパネルはその構造上、発光するバックライト(主にLED使用)と、シャッター機能で映像を作る液晶(LCD)パネルの組み合わせです。
液晶(LCD)パネルの寿命の根拠はわかりませんが、LEDの寿命の根拠ははっきりしています。
照明器具の寿命表示の定義は「点灯初期に計測した値の70%に下がるまでの総点灯時間」です。
LED自体は白熱電球や蛍光灯のように、突然切れて点灯しなくなることは稀で、徐々に暗くなっていくのです。
だからバックライトの故障で突然使えなくなるのは稀(ただし回路の故障はあり得る)で、多少暗くなってきても輝度を上げれば使用可能かな?
ということで、いつ壊れるかわからない覚悟をしつつ、今のディスプレイをできる限り限り使い続けたいと思います。