「相対的貧困家庭」で育ったパックン
“相対的貧困家庭”に育ったというパックンは、若い頃から「謙虚な投資」を続けてきた。本業に差し障りなく、時間をかけず、リスクに怯えず楽しく毎日を過ごす投資のコツを伝授してもらった。
厚切りジェイソン氏がR-1出場でブレイクしたことで、「高学歴外国人芸人」という枠でぶつかるパックン氏は仕事が減りそう…などと言われていました。
実際にどれくらい仕事に影響があったのかはわかりませんが、2人ともそれなりにやってますし、2人ともお金・節約・投資といったテーマで語る機会が益々増えそう。
パックン氏も厚切りジェイソン氏同様にお金に関する本を出すかもしれませんね。
パックン氏は子どもの頃や芸人としてブレイクする前の節約ネタをかなり持ってそうですし。
頭の中に「老後計算機」を持つ
パックン氏が話している、常に頭の中に「老後計算機」を持ち「老後資金を失ってまで欲しいものか・参加したいものか」を考えて節約に繋げるというのは面白いですね。
投資をしていて、それが将来増えることも計算に入れていると、より節約に繋げられるはず。
これはあまり投資をしない日本人にはわかりいくいかもしれませんが。
見栄のために金を使う日本人の根本的問題
「Peer Pressure」に負けて必要ではないものにまでお金を使っている日本人が多い、という指摘は確かに当たっていると思います。
「Peer Pressure」は「付き合い悪いな」という同調圧力だったり、空気を読んで周りと同じ振る舞いをしなければという圧力ですかね。
組織の中にいると付き合いしなくちゃと考えたり、見栄を張りたくなるもの。
定年後は見栄や付き合いでの支出をできるだけ減らすのが、老後生活のために重要になります。
でも組織で働いているうちは難しいと考える人は多いでしょうねぇ。
でも厚切りジェイソン氏も同僚とのコーヒーや付き合いの飲み会は(おごりでもなければ)行かないと言い切っているので、やはりアメリカ人的な考え方かな。
コロナ禍で付き合いの支出が減ったことで、老後資金を増やせて喜んでいる人もいそうですけど。