老後資金の貯蓄は50代からでも遅くない
「老後資金のセミナーをやっていて気になるのが、『もう50代だから今さら老後資金を貯めようと思っても遅い』という諦めモードの人が多いこと。それは大きな間違いです」
若いうちは収入が少ないし、持ち家のローンや子育てでお金がかかれば貯められないもの。
50代で持ち家のローンや子育てが終わっていれば、老後資金の「最後の貯め時」だと思うんですけれどねー。
50代で年収がピークを迎えている人ならばそれこそ貯めやすいし、毎月の貯金額も増やすために老後の生活に向けて支出を減らしていけば一石二鳥です。
長期投資に関しては若いうちから少しずつでもやっておいた方がいいですけどね。今50代の人が30年前にそれをできる環境はなかった(ネットも普及していない)。
「ボーナスで家族旅行」も節約対象に
記事中で紹介されている「老後資金 爆貯めテクニック」では、定番の「固定費の削減」や「週末しか乗らないマイカーを手放す」に並んで「ボーナスで家族旅行をやめる」が入っています。
家族旅行は子育て・教育の一環と考えると節約の対象外か優先順位はかなり低くなるもの。
節約テクニックで挙げられた例は少ないと思います。
ただコロナ禍で旅行に行けなかった経験を経て、「なくてもいいや」となった人もいそう。
子どもがある程度の年齢になっていれば、ちょうど良かったかもしれません。
10年間で1000万円は難しくはない
ちなみに私の場合、セミリタイアするために貯めた期間は約10年。その前は無職状態で貯金を取り崩して生活してた時期もあります。
独身で貧乏生活が板についていた自分はあまり参考にならないと思いますが、子育てが終わっていれば老後資金の貯金に回せるお金は多いはず。
50代からでも諦める必要は全くないし、むしろ支出の削り甲斐があると思っちゃいますけどね。