GWは早期リタイア後の予行演習になる?
今の私にとってはGWは、わざわざ人混みの中に行きたくないのでできるだけ家でじっとしていたい期間です。
まぁ実家に帰ってやることはあるんですけれど。
一方、早期リタイアを考えている人の中には、GWやお盆休みなどの大型連休は「早期リタイア後の予行演習」と考える人もいます。
帰省したり友人と遊びに行ったりしない人なら、仕事がない日々を暇を持て余すことなく静かに過ごせるかを確かめられます。
確認できることとできないことがある
数日から一週間の休暇で暇を持て余すようでは、確実に早期リタイアには向いてないといえます。
それより遥かに長い時間、ずっと暇つぶしを考えなくてはなりませんから。
資産が潤沢にあれば暇つぶしの選択肢は増えるものの、平日に一緒に遊んでくれる友人や家族がいない場合は一人で何をするか考えないといけません。
仮に一週間の休暇を楽しく過ごせたとしても、もっと長い期間で暇を持て余さない保証はありません。
実際、にほんブログ村の「セミリタイア生活」の様々な方のブログを読んでいると、最初は無職(雇われない生き方)を楽しんでいたのに、またバイトなどで雇われて働き出す人が結構おられます。
働けばお金が入るし暇をつぶせて一挙両得?
再び雇われ(バイトやそれに近いUberなど)で働く理由には、色々あると思います。
そもそも働かないと生活が苦しい(私のような貧乏セミリタイア)ケースもあれば、とにかく資産が減っていくのが嫌・あわよくば増やしたいから働く人もいます。
もう一つの理由は、やはり暇を持て余したケース。最初のうちはやりたいことがあっても、長期では飽きてきたりするものですから。
さらには働くことで運動したり他人と接したり、承認欲求が満たされるメリットもあるでしょう。
働くのがが良いかどうかは別にして、数日から一週間程度の休暇では完全な予行演習にはならないと言えるかな。
早期・完全リタイアがベストの選択とは限らない
早期の完全リタイアできるほど潤沢なお金があることは素晴らしいこと。ただ完全リタイアが当人にとってベストの選択かはわかりません。
今の環境で働き続けることが苦痛で一刻も早く辞めたいとしても、選択肢としては転職があるし、緩やかに働く(セミリタイア・サイドFIRE)ことも可能です。
一旦早期リタイアしたとしても、またフルタイムの仕事に戻ってもいいと思います。大手企業で働いていた人は、かつてのような高給は貰えないでしょうけど。
私もこの先どうするか・どこに向かうのかは全くわかりません。