インデックスファンドに500万円を突っ込んだ55歳男性
「友人の儲け話につられて」というと怪しい投資話を心配しますが、インデックスファンドに自分が自由にできる50万円ほどのお金を投資して儲かり、調子に乗って500万円突っ込んだというお話です。
投資の中では王道と言えるインデックス投資だけど、一度のタイミングでドーンと500万円突っ込んだのが悔やまれます。
その前のビギナーズラックのような成功が判断を迷わせたのかもしれません。
長い目で見ればプラスになるかもしれないが…
インデックス投資は長期で考えるべきで一喜一憂するのが間違い、と言いたいところですがこの記事が訴えているのは「使う予定のお金を突っ込んだ」ことと「値下がりする恐怖を甘くみていた」こと。
退職金で一度に大きなお金を手にするシニアに向けた警告なんでしょうね。
シニア・高齢者の場合は突然病気になってお金が必要になる可能性が若い人よりも高い。
「ずっと持っていればいつか値上がりする」という考え方ができるのは若い人。高齢者にはそれほど余裕がありませんから。
投資を始めるタイミングで心持ちが変わる
投資のリスクに対する心持ちは、失敗を経験して多少の耐性がつくと思います。
最近投資を始めた人は、しばらく耐性をつける時期になるかも…
とは言え、マイナスが増えた時の恐怖が消えるわけではありません。
日本人が投資を避ける理由として「投資は怖いものだと決めつけている」と言われますが、投資が怖いのは当たり前でリスクを過大に評価しているだけ。
でもリスクを過大に評価している人、評価額がマイナス時期のメンタルの落ち込みが大きい人は投資しない方がいい。
長期投資で最終的にプラスになったとしても、評価額がマイナス時期のメンタルの落ち込みは自分の健康・生活にマイナスですから。
自分がどれくらい投資に向いたメンタルなのかは、投資額や資産全体のうちの投資する比率にもよるし、そもそもやってみないとわかりませんけどね。