「生きがい」や「やりがい」をつくる必要はまったくない
夢や希望が必要ないのと同じように、「生きがい」や「やりがい」の類も、無くてかまわないと私は考えます。
「せっかく生まれてきたのだから、意味のある人生を送りたい」と言う人がいますが、「せっかく」はなく、この世に「たまたま」生まれてきただけです。
「せっかく生まれてきたのだから」と考えると、誰かのため・社会のために役立つ何かをしなければ、と肩肘張った生き方をしそうですね。
「せっかく生まれてきた」ではなく「たまたま生まれてきた」と考えると肩の力を抜いて生きれそう。
この言葉はとてもわかりやすいし刺さります。
「生きがい」や「やりがい」は人生においてなくてはならない、と考えずに気楽に生きれる言葉ですね。
「生きがい」や「やりがい」はブラック企業に悪用される
「生きがい」や「やりがい」は耳障りの良い言葉ですが、それだけにブラック企業などに悪用されてきました。
「あったらいいよね」が「なくてはならない」にしたり、他人に押し付けたりするものではありません。
人生の中でたまたま生きがい・やりがいに巡り会えた人は、それをやってみればいいだけで。
もちろん、やりがいがあってもそれがうまくいく・成功する保証はありません。
やりがいのある趣味はあった方がいい
仕事において「生きがい」や「やりがい」を必須のものと考えると、そうならなかった時に苦しむので考えない方がいい。
でも趣味はやりがいのあるものを探した方がいいですね。やりがいがないと思えばすぐに辞めて他を試せばいいし。
仕事の生きがい・やりがいよりもずっと大事。趣味のやりがいは使命・宿命といった類ではなく、ただ続けたいかどうかです。
たまたま始めた趣味が面白くなって続くならそれもよし。
私もたまたまセミリタイアできたくらいの感覚なので、これからも気楽な気持ちで好きなように生きていきたいものです。