貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

お金が貯まるのは「損得勘定」が好きな人 ただそれがいいのかはわからない

無駄遣いを減らすには「損得勘定」が必要

節約をする、無駄遣いを減らすには、これを買っていいのか、どこで買うのがいいのか、今買うべきなのか、を常に考えながら買物をする必要があります。

これらはつまるところ「損得勘定」です。

損か得かを冷静に天秤にかけて判断をする。ビジネスにおいては当然行っていることで、相見積もりを取ったり、投資の可否を判断したりも「損得勘定」です。

家計においてもそれは同じで、無駄遣いを減らして節約するには、「損得勘定」を常にしておく必要があります。

お金が貯まる人というのは、「損得勘定」が常にスムーズにできる人。強く意識しないまま考えていることもあるでしょう。

「損得勘定」は悪いイメージもある言葉

 「損得勘定」はそのままでは「損得」を「勘定」するだけであり、悪い意味ではありませんが、世間的には悪いイメージがついて回る言葉です。

Weblio辞書では「打算的」というこれまたイメージの良くない言葉を使って説明されていますし、意味としては「(他人のことを考えず、自分の)損得しか考えない」的になりますかね。

www.weblio.jp

損得勘定だけ」という言い方をした時には、「自分の金>人間関係・社会全体」的に行動する意味になります。

短期的な損得勘定ならそうですが、長期的かつ金銭的だけでないトータルの損得勘定をすれば、人間関係や社会全体の得も考えると思いますけどね。

いわゆる「情けは人の為ならず」というやつです。この言葉も世間的には元々の意味と違った解釈をされがちな言葉の一つですけど。

「損得勘定」が全ていいのかはわからない

損得勘定」は単にお金を使う場面では必要なことですが、ただ目先のお金だけの「損得勘定」がいいとは思いません。

近江商人の精神「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」のように、自分だけでなく自分周りの人間の損得や、社会全体の損得を含めてバランスを取って考えるならいいと思います。

ただしそれをどこまで広げて、どうバランスを取るかは人によります。

例えば、人間関係が多い方がいいタイプの人と、むしろ少ないほうがいい方の人とで違ってきます。

どちらにせよ、目先の「損得勘定」だけにとらわれないようにはしたいですね。

お金の損得大全 ささいな違いで、大きく差がつく!