貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

「何者にもなれない」人はFIREを目指すのが幸せなのかも

「何者にもなれなかった40代、50代」の心の内

president.jp

当たり前だが、社長・役員となって功成り名を遂げる勤め人はごく少数。それ以外の40代、50代にとって、会社で勝負がついた後の人生の長さが、下手をすると入社から現在までに匹敵するのは悩ましいところ。これまでの会社人生を振り返り、アイデンティティが確立されないまま、定年を迎えることに不安を覚える人も少なくないという。

現実問題としてほとんどの人が「何者にもなれなかった人」です。私も例外ではありません。

ただし結婚して子どもを育てていれば、「」もしくは「家長」という役割があるので「何者にもなれなかった」と気に病む人が少なかったのかもしれません。

生涯独身の割合が増えたことで、よりクローズアップされているのではないかと。

ロールモデルが存在しない

記事にあるTwitterのまとめはこちらだと思われます。

togetter.com

何者にもなれないのが当たり前なんだ、と割り切ればいいけれど、それでも40代・50代以降の長い人生をどう生きていけばいいのか、キャリア論やロールモデルが存在しないので迷ってしまう。

何者か」の正解を得ようと、資格の取得や起業・副業指南に走ってしまうとカモにされるだけですし…

FIRE・セミリタイアを目指すのは一つのモデルケース?

以前は「セミリタイアした人はIT業界の人が多い」と感じたことありました。単にブログをやっている人が多くて目立つだけかもしれませんが。

元々IT業界は40代・50代のキャリアが見えにくい業種の代表です。現場で働く場所が少なく、出世できなければ営業などに回るしかなかったり。

私もIT業界にいたからこそ、セミリタイアを一つの選択肢として持っていました。

何者にもなれなさそうな人は、FIRE・セミリタイアは一つのモデルケースとして考えておいてもいいんじゃないかな。

実際、40代・50代で何者にもなれないまま働き続ける自分の姿が想像できない(幸せだと思えない)人が、FIREを目指しているのかも。

40代・50代になってからFIREを目指し始めても大変なので、早めに動いておいた方がいいですけどね。

何者かになりたい