労働者意識に関するグローバル調査
■スキルアップの機会を強く求める世界中の労働者
■「仕事で不幸になるなら無職の方がよい」と回答した日本人は世界で最も低い数字に。
■日本の労働者は現状を維持するために働く人が多い。
世界的に見るとスキルアップ・キャリアアップを望む労働者が多いのに対して、日本の労働者はとても低いという結果に。
かといって「仕事で不幸になるなら無職の方がよい」(レポート本体での記述は「みじめに働くよりも無職のほうがよい」)と考える人も少ない。
出世や待遇アップを望むでもなく、かといって無職になってでも現状からの脱却も望ます、良くも悪くも「現状維持」志向なのでしょうか…
スキルアップしてもそれが報酬増やキャリアアップに繋がりにくい仕組みの会社が多いのが影響しているのかも。
「みじめに働くよりも無職のほうがよい」とは考えない日本人
世界中の労働者の33%が「みじめに働くよりも無職のほうがよい」と回答しているのに対して、日本の労働者はわずか15%という少なさが際立っています。
一方、「お金の問題がなければ、あえて働かない」に「そう思う」と答えた日本の労働者は42%で、世界の48%よりは少ないものの、極端な数字にはなっていません。
つまり、多くの人によって無職(による貧乏)のみじめさの方が耐え難いということなのかな。
無職に対しては世間の風当たりも強いですしねぇ…
「人生における仕事の重要度」で「重要」と答えた人の割合も世界と比べてかなり低いので、仕事に対する意欲が高いわけでもなく。
現状維持というか惰性で働いているというか…現状に満足・納得できている人もいれば、諦めている人もいるのだと思いますが。
私は「みじめに働くよりも無職のほうがよい」
私は無職でもみじめに働くよりはマシだと思っちゃいますし、仕事で不幸になりそうなら逃げ出すタイプです。
働く上でみじめと感じるハードルと、無職およびそれによる貧乏がみじめと感じるハードルは人それぞれですけどね。
私は根がひきこもりの人間だし見栄も張らないので、後者のハードルがかなり高いせいかもしれません。