フードロスの意識調査
今回の調査によって、フードロス削減の意識度は75.1%、実施度は68.7%と多くの人が意識して取り組んでいることや、地域によって差があり比較的西日本の方が意識・実施度共に高いことがわかりました。また食品値上げがフードロス削減の意識に影響を与えると回答した割合が6割超となりました。
電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」を利用している22,248名を対象にした、フードロスに関するアンケート調査です。
相次ぐ値上げによって、フードロス=もったいないとの意識が働くので、フードロス削減の意識が高まります。
値上げで生活は苦しくなりますが、悪いことばかりではないんですよねぇ…
4割の人が「見切り品」を活用
フードロス削減と自分の節約を同時に実現できるのが「見切り品の活用」です。はい、私もよく利用しています。
今回のアンケートでは4割を超える人がこれを挙げていますが、節約意識が高い「Shufoo!」の利用者へのアンケートであることを考慮すると、日本全体としてもう少し低いと考えるべきでしょう。
今後も値上げラッシュが続く中で、「見切り品の活用」をする人がどんどん増えていくかもしれません。
「賞味期限は少々過ぎても気にせず食べる」はないのか?
取組内容のトップは「食材・食品の賞味期限を意識している」ですが、賞味期限を気にして少しでも過ぎたらアウト、と考えると逆にマイナスではないかと。
一方、選択肢として「賞味期限は少々過ぎても気にせず食べる」がないのが残念。
消費期限は厳密に気にした方がいいですが、賞味期限は少々過ぎても多少味や風味が落ちるくらい(大抵の場合は気づかない)であって、食べたら健康被害が起きるものではないので。
また同じ調査をするなら、ぜひ選択肢に入れてもらいたいですね。それによって賞味期限に対する意識が変わる人がいるかもしれないし。
賞味期限が近い商品・切れた商品を販売するお店を利用している人の割合も調査してみると面白いかも。