労働トラブルに関するアンケート調査
株式会社グラールは、労働トラブルに関するアンケート調査の結果を発表した。(実施期間:2022年4月20日~2022年4月21日、対象:学生・専業主婦を除く18~64歳の男女、有効回答数:1,222、調査方法:インターネット調査Surveroidを利用)
一番最初に働いた会社が「かなりブラック企業だと思う」か「そこそこブラック企業だと思う」だと答えた人は合わせて33.1%という結果。
一方で今勤めている会社では合わせて27.4%なので、ブラック企業から逃げ出すように転職できた人が一定数いるのかな?
昔の方がブラック企業が多く、今かコンプライアンスの徹底で少し改善された可能性もありますね。
「ブラック企業」の定義も人によって違うと思うので、かなり広く取っているかもしれません。
私の感覚では、「完全なブラック=労働関連法に違反or明確なパワハラ」ですが、黒に近いグレーまで含めたらもっと広くなります。
アンケートなので高めの数値になった可能性もありますが、日本の労働環境の酷さを感じざるを得ません。
労働に関する知識不足は否めず
一方、労働に関する10の用語についての理解度はかなり低いと言わざるを得ません。
まぁ自分も最初の会社に入社してすぐはそうだったので他人事とは思いませんけれど。
もしかすると、労働関連で違法行為があるブラック企業なのに、違法行為だとしらずにブラック企業だと築いてない人はいるかも。
アルバイト相手には「労働条件通知書」を出さない、(条件を満たしても)有給を与えない企業なんてまだまだありますからねぇ。
高校で金融教育をするなら、労働教育もした方がいいと思います。労働関連法を理解していない経営者も多いんですけど…
コロナに感染したら退職届?
日本ではブラック企業が減っていると思いたいのですが、新型コロナに感染したら退職届けを送りつけてくるような企業もあるようで…
これらの「コロナハラスメント」があるところを見ると、まだまだブラック企業は多いのかもしれません。
コロナ禍の苦しい経営状況でブラック化したのかもしれませんが…