20~40代女性がやってる節約術
20歳~49歳で配偶者・子どもありの女性300人に訊いたアンケートです。
「節約のために実施していることがあれば教えてください。(複数回答可)」の上位4つはどれも半数近くの人が実施しています。
トップは「安いときにまとめ買いをする」で53.85%、以下「外食やデリバリーを控える」「コンビニなどの利用を控える」「より安い食材を探して買う」と続いています。
FPや節約家が節約のNGとして挙げた記事をちょくちょく見かける「まとめ買い」がなんとトップで半数超え。
FPや節約家の言ってることと現実とのギャップを感じる結果となりました。
「固定費の見直し」は意外と低い
逆に携帯料金や保険、サブスクの見直しといった、いわゆる「固定費の見直し」は下位に並んでいます。
「固定費の見直し」は1度やったらしばらく必要ないので、もう実施済みなのか、あるいはよく考えた上で契約してるから見直しは考えてないのか。
配偶者・子どもありの女性は、色々な節約術を試行錯誤しながら自分に合っていて効果があるものを実施していて、こういう結果になっているのかも。
こういうアンケートに答える人は、ポイント・礼金目当てでやっている人も多いでしょうし、節約上級者が多い可能性が高い。
節約術は試行錯誤が必要
FPは節約のNGとして「キャッシュレス」「まとめ買い」を取り上げがち。
そのような記事を書く理由は、節約に失敗する人から相談を受けた時、キャッシュレスやまとめ買いで失敗している人が多いと感じるからでしょうか。
自分が接している範囲で考えてしまう、認知バイアスの影響と言えるかも。
確かにキャッシュレスやまとめ買いは、その人に合ってなくて節約どころか浪費になるなら、早く辞めた方がいい。
節約を始めたばかりの人が見直しに繋がるなら適切なアドバイスだと思いますが、節約には試行錯誤も必要です。
その節約術によって節約出来ているのか、逆効果になってないかを確認して、継続か撤退かを考えるべきでしょう。