ある朝、母からの電話
先日の朝、母から電話がありました。いつもかけてくるとしても夜で、朝からかけてくるのは珍しいことでした。
その内容はというと
母「さっき、(地元の)大学病院の先生から電話があって、あんたの咽頭(のど)のポリープを検査したらがんの疑いがあるって…」
自分「ふぁっ!?」
私は先日のお盆の頃に実家に帰っていたばかりで、実家に近い大学病院に検査を受けに行く理由もなく、母はすぐに怪しい電話だと気付いていたようです。
相手は「この後、本人から電話があります」などと言っていたようですが、「息子に電話します」と言って切って、その後は何もなかったと。
劇場型ニセ電話詐欺の新手の手口らしい
この手のニセ電話詐欺では、警察や弁護士を装って電話してくる手口は聞いていました。
「逮捕されて示談金が必要」などと言うと、気が動転してなんとかしなければ、と思ってしまうのでしょう。
ググったら医者を装って電話をかけてくる詐欺、最近出てきているようです。茨城県警の注意喚起が見つかりました。
「ノドの癌が見つかった」という手口が全く同じ。いつもと声が違うのをごまかすための理由付けと考えられます。
また病院に行きたいと言うと「コロナなので親族でも入れません」と断るそうで、ご時世をうまく利用しています。
母によると、会話の雰囲気はお医者さんらしく感じたとか(専門用語とかうまく使っていた?)。
特殊詐欺の電話は2回目
これで母親にかかってきた特殊詐欺(オレオレ詐欺)は2回目になります。
前回の時は、風邪をひいていつもと声が違う、携帯電話落とした、というタイプ。
前回も今回も、私の名前を使っているので、名簿を元に電話をかけているタイプで、年齢とかもわかっているのでしょうね。50代だとがんになってもおかしくない年齢だし。
2回とも、序盤で気付いて終わっているので、この後どうお金の話に持っていくのかはわかりませんでした。
でも、新たな手口をどんどん繰り出してくるので、本当に怖いですね。