働く人たちのランチ事情
物価上昇が続き、家計への負担はさらに増えると見込まれるなか、働く人たちのランチ事情にも変化が出ているようです。そこで、全国の20~50代のビジネスパーソンの男女600人に調査をしたところ、3人に1人が「ランチ代が減った」と回答し、ランチ代の平均は「439円」であることがわかりました。また、部長クラスでもランチ代の平均は500円台であることもわかったそうです。
ランチ代の平均が439円とかなり安いと感じますが、お弁当持参の場合は0円換算にしてるとか、材料費だけで計算してるとかなのかも?
一方、4人に1人が「勤務日にランチを食べないことがある」と回答しており、これは明らかに0円になり平均を下げる要因の一つでしょう。
社員食堂で安く提供されていたり、補助がある会社もあるので、それも平均を引き下げる要因になります。
一般社員と部長や課長と大きな差がないのは、中小零細企業の部長・課長は、それほど多くの給料をもらってないからかなぁ?
「ランチ代が減った」は33.7%
物価高騰の影響は食費に直撃しているのも調査でよくわかりますが、それでランチ代が増えてしまったというのが当たり前。
でも勤務日に使えるランチ代は「減った」「やや減った」と答えた人が合わせて33.7%もいることが驚きです。
値上げをしなくても内容量を減らす、いわゆる「ステルス値上げ」もありますから、同じランチ代であっても満足感が落ちているはず。
さらにランチ代を減らすとなると、ちょっと心配になりますねぇ。
「ランチを食べないことがある」と答えた人も心配になりますが、これは忙しくて食べられないのも含んでいるのでしょうか。
わかりやすい食費の節約に走ってしまうのか
家計に影響を及ぼしている物価上昇費目で「食費」と光熱費とガソリン代などの「エネルギー関連」が上位なのはよくわかります。
だからといって家計全体の節約は他の費目でやってもいいわけですが、食費の節約は工夫のしがいがあり、わかりやすいから走ってしまうのでしょうかね。
食費の節約をあまり極端にやりすぎて、仕事のパフォーマンスを落としてしまわないかと心配になってしまいますが…