「今の時代、一番強いのはどんな家計か?」
15年以上にわたり『サンキュ!』お金特集の監修を務める丸山さん、新しい切り口の節約本が話題の加藤さん、小説『三千円の使いかた』が大ヒット中の原田さんをお招きして、サンキュ!家計やりくりコンテスト審査会を開催。受賞読者の最新のやりくり方法や最近の社会情勢から、変化の激しい時代でも貯めていける強い家計とは何かを考えてみました。
「サンキュ!家計やりくりコンテスト」の審査員を務めた3人の対談です。
家計やりくりコンテストへの応募内容が、真似できそうにない節約(ガチ系の節約?)よりも、無理しない節約が増えてきているというのは、後者の方が選ばれるからなんでしょうかね。
節約できた金額・生活費の少なさだけで言えば前者の方がレベルが高いでしょうけど、コンテストはその節約金額だけで選ぶのではなく、工夫の目新しさや楽しく出来ている点も評価の対象にしているでしょうし。
貯めている読者の間で「FIRE」が話題
記事の後半では、読者の間で「FIRE」が話題になっていることに触れられています。
昨年からFIRE本が立て続けに出版され、それが一巡したせいか今年の夏くらいからFIREを否定する逆張り記事も見られるようになりました。
さらに米国では利上げによって株価が下がり、最近積立投資を始めた人にとっては試練の時期で、「レバナスでFIRE」などと言っていた人はさらに苦しい状況だったり。
それでもFIREブームは根強く続いているということですかねぇ。先日放送の『ねほりんぱほりん』では『ギリギリFIRE』が取り上げられましたし。
テーマは『ギリギリFIRE』で、ゲストは若くしてFIREしてギリギリ生活を送っている方ですが、中では余裕を持ってFIREした方へ取材した内容もあります。
ギリギリFIREの2人の節約生活は、土手で野草摘むとか真似できそうにない節約だと思いますけどね…
それでも「働かない生活」が魅力的に見える?
ギリギリFIREを見て、真似できないと感じる人が大半だと思いますが、それでも「働かない生活」に魅力を感じる人はいそう。
日本では「働きたくない」と感じさせる環境の職場や低賃金の職種が多いから、相対的にギリギリFIREが魅力的に見えてしまう。
だから日本ではFIREブーム(ギリギリFIREブーム?)が根強く続いていくのかな、と感じました。