慢性的なストレスを抱えている人はがんリスクが有意に高い
慢性的なストレスを抱えている人は、将来的にがんにより死亡するリスクが有意に高いことが、米国国民健康栄養調査(NHANES)の30年以上に及ぶデータの分析から明らかになった。人種、性別、病歴などの多数の要因を調整した後でも、生涯にわたるストレスにより、がんによる死亡リスクが14%上昇する可能性が示唆されたという。
ストレスの蓄積は健康に悪影響を及ぼすことはよく知られていることで、血圧を上昇させたり、心の病を引き起こします。
慢性的なストレスはがんにも有意な影響を与えているのだとすると、まさに「万病の元」ですねぇ。
孤独の健康リスクも、孤独感によるストレスが要因の一つだと思いますし。
ストレスが少ないセミリタイア生活
今の生活は将来の不安はありますが、それでも仕事によるストレスよりは少ないのは健康に寄与していると感じてます。
孤独なセミリタイア生活ですが、孤独感をおぼえていないのも大きいですね。
孤独がストレスで、かといって他人と関わると相手によってはストレスとなる場合は逃げようがなくなってしまいますが。
世間の「ストレスの解消方法」は?
ストレスを感じても、適宜解消できれば溜めすぎずに日々を過ごせます。
男女3000人超に聞いた「ストレスの解消方法」についてのアンケート調査によると、1位「食べる」2位「動画等を観る」でした。
ストレス解消と言えば、スポーツや旅行・買物など外出して行うイメージが強いですが、コロナの影響もあるのかインドアが多いですね。
「食べる」には外食も入っていると思いますが、4位「歌う」5位「寝る」6位「音楽を聴く」ですし、あまりお金をかけずにうまく解消してるようです。
老後のためにも「お金のかからない趣味」を持っておくべき、とこれまで言ってきましたが、それでストレス解消もでならベストですね。
溜め過ぎないうちに、ちょこちょこを解消していくのが一番いいと思います。