「孤独は寿命を縮める」はウソ?
「孤独は寿命を縮める」はウソ!と言い切るのは、独身男性(未婚・離別)の平均寿命が短いデータを見たら到底信じられません。
結局、言えるのは「孤独を感じなければセーフ」ってことかと。
孤独は本人がそう感じたら孤独なのであって、本人が楽しければ孤独ではなくただの「独り(一人)」「おひとりさま」。
あるいは「孤高」という言い方をすればかっこよく聞こえます。
自分で家事をこなすのはプラス
一方、女性の場合は未婚や離別でも平均寿命は全体の平均とほぼ同じで、独身男性ほど顕著な影響は出ていません。
女性の場合は男性よりも友達作りがうまく、孤独を感じにくいのが最大の理由かと思います。
ただ、元の記事にあるように女性は家事をひとりでこなしていることが運動につながり、身体能力や認知能力の低下を抑えているのも要因の一つではないかと。
買物や献立を決めることも含めて、料理は健康にプラスの影響を与えていると言われていますし。
さらに買物で家計管理したり、投資についてまで考えるとさらに認知能力の維持になりそう。
「ひとりのほうがいい」と思えるか
ただし、前提は「ひとりのほうがいい」と思えること。自分にとってほどよい人間関係(友人関係)が維持できれば、になりますね。
「ひとりのほうが対人関係のストレスがなくていい」と思えるくらいならいいですけど、そこまで達観できる人は少ないのかも。
ある種の素質のようなものが必要ですからねぇ…
なので「孤独と上手く付き合えばいい」と他人におすすめしにくい。
自分は孤独でいいのに他人の目が気になる人には「気にしなくていいんだよ」と言いたいですけどね。
老後に見栄のためにお金を使うと老後資金がたくさん必要になりますが、人間関係でも見栄を気にするとお金も時間もかかるし、ストレスまで溜めてしまうので気をつけないと。