「ボジョレー・ヌーボー」がわからない若者たち
バレンタインデーは定着したけど、ボジョレー・ヌーボーは20歳未満の人は参加できないこともあって定着しなかったのでしょうね。
お酒の話だから子どもの頃は興味を持つことはなく、大人になって興味を持つ機会もかつてのようになくなってしまった。
若者の「お酒離れ」も少なからず影響しているのかな?
日本の伝統的な行事では、正月を除けば節分が特別で商業化もされていますが、「豆まき」という子どもが喜ぶ行事だからですし。
「ボジョレー・ヌーボー」のピークは2004年
記事では「バブル期の飲み物」的に書かれていますが、確かにブームの最初はバブル期です。
ただピークは2000年前後のワインブームの後の2004年なんですよね。
ワイン自体はブームの後も定着して、1人当たりの支出額は高い金額で推移しています。
その一方でボジョレー・ヌーボーは2004年をピークに下げ続けているので、ブームが定着しなかったと言えますね。
円安に加えて航空便での輸入は燃料費の高騰やロシア上空を迂回しなければならないことで値段が高くなり、さらに消費量が下がりそう。
輸入業者や小売店はSDGsに取り組むと言いつつも、SDGsに真っ向から楯突くような商品を大々的に売り出す謎の恒例行事でもありますね。
ハロウィンは仮装イベントとして定着?
韓国・ソウルの梨泰院での事故のニュースによって、韓国でもハロウィンが日本の渋谷で見られるような主催者がいない「仮装イベント」化していることを知りました。
1970年代からNYでは仮装パレードが行われているので、ハロウィンが仮装イベント化したのは日本が発祥ではないと思います。
でも「大人もする仮装イベント」として定着して、世界的に広がっていくかもしれませんね。ケルト人起源でキリスト教とは関係がなく、宗教性も低いので取り入れやすいし。
ボジョレー・ヌーボーも解禁日をハロウィンに合わせたら、もっと売上伸ばせるかもしれません。動かせるものではないでしょうけど。