老後は激安中古マンションを現金で買って住むところを確保
ちゃんと社会人してる独身おじさん達、「今は家とか欲しくないけど、老後は保証人が見つからない(親兄弟も年寄りだと保証人になれない)から、激安中古マンションを現金一括で買って、住むところだけは確保したい」ってみんな言ってるの、「おじさん達の知の集約」って感じで勉強になるな。
— みそしる (@sssgmiso) 2023年1月5日
この考え方は選択肢の一つとして持っておくことは悪くはないと思いますし、実際に考えたことのある未婚(おひとりさま)の中高年は少なからずいそうですね。
私も考えたことがあります。それは老後のためというよりも、セミリタイアする少し前に、激安中古マンションに引っ越したら10年くらいで家賃を支払うよりも逆転するかもしれないと考えたからです。
自分の近所(同じ市内か隣の市くらい)で中古物件を探したら、500万円前後の中古マンションは出てくるんですよね。
それを見ながら「もしも引っ越したらどうなるだろう?」と想像するのは楽しいものです。
現実には様々な支出が…
私の現在の家賃(管理費・駐車場料金込み)は4万円なので、500万円の物件なら10年住めば元を取れる計算。
と言えるわけは当然なく、管理費・修繕積立費・固定資産税・駐車場料金は別途かかるので、それらを考慮したら結局20年でも元が取れるかどうか。
私は実家があり、母親が要介護ともなれば実家に帰る覚悟もしているので、激安中古マンションを買って引っ越しには至りませんでした。
引っ越しするのも大変なことですしね。
さまざまな想定はしておくべき
10年後・20年後の賃貸住宅市場がどうなっているかわかりません。
高齢者に貸したくないと言っても、世の中高齢者ばかりなので貸さなければ成り立たない市場になっている可能性も高い。
保証の仕組みや保険といった、孤独死など高齢者が住むリスクに対応できる体制が整っていけばいいんですよね。
一方で人口減のため中古マンションの売却も増えて安く買える可能性もあり、さまざまな想定をしておいて損はないでしょう。
もちろん、公営住宅に入るのも選択肢の一つだし、地方・田舎の一軒家でもいいし、気の合う友人と同居(シェアハウス)するのもあり。
何が正解かは物件やその環境にもよるので、自分に合った住処が見つかるかどうかですねぇ…