「成人式」なくなるかも
慣れ親しんだ「成人式」の名称、なくなってしまうの!? 9日に「成人の日」を控える富山県内では、成人を祝う式典の名称が「成人式」から軒並み変更された。変更後の名称は、似てはいるものの、表記が微妙に異なっている。
今日1月9日は成人の日です。
2022年4月1日から民法改正で成人年齢が18歳に変更になったので、「成人式」も変更せざるを得ません。
でも「成人式」をそのまま18歳でやったら高校生が対象になるので、受験を控えた1月は難しいのですよねぇ。
今年は切り替わりのタイミングなので「二十歳を祝う会」や「はたちの集い」などをやるとしても、このままこれを続けるべきなのかどうかのか。
税金を使ってまで「成人になった自覚と責任感を促す」という本来の成人式の意図からすれば、18歳でやるのが本筋でしょうし。
一生に一度の「成人式」を面倒と感じる若者たち
過去に成人を迎えた20歳以上の大人は成人式をしているのだから、これから成人する若者は「自分たちもしたい」と考えるでしょうね。
悪く言えば権益化しちゃってるわけですが、いきなりなくすわけにもいかない。
一方で成人式を絶対にやりたいと思う人は全員でもなく、面倒と感じて出席しない人も一定数います。
一人で行ったらぼっちになるかもしれない。みんなで行ってワイワイしたい陽キャ向けのイベントになってると感じます。
私の場合も大学時代は実家を離れていたので、当時住んでいる自治体の成人式に行けばぼっち、実家の方に帰るのは大変だし(当時は1月15日)、親しかった友人も地元を離れてるから帰ってるとは思えず、成人式は不参加でした。
地方都市では地元思考が強い、いわゆるマイルドヤンキー向けのイベントかもしれませんねぇ。
「ハロウィンのように騒ぐ人たちが面倒くさい」という意見がまさに陽キャ向けのイベントですし。
成人年齢の変更により、本来の「成人式」の意味を失い、益々陽キャ向けのイベントとなり、それが面倒だと感じて行かない人との二極化が進むのかも。