『60代からの小さくて自由な暮らし』
本書では、日々を自分らしく快適に過ごしている60代、70代の女性たちに、住まい、食事、健康、家計管理、おしゃれ、趣味など、暮らしのコツをお聞きしました。
わずかな年金だけでつつましく暮らすシニアの本が増えている、と以前書きましたが、さらに増えましたかね。
晋遊舎ムックは『60代からの小さくも豊かな暮らし方』で、今回主婦の友社が出すのは『60代からの小さくて自由な暮らし』。
うーん、パクリ感が隠しきれてないような…
シニアインフルエンサーは有名な方を起用するから、同じ顔ぶれになってしまってますし。
生涯独身のシニアが増えて需要はある
2010年の50歳未婚率は男性20.1%、女性10.6%でしたから、その人たちが今は60代に突入しています。
男性の5人に1人、女性の10人に1人ですね。ここにさらに離別者も加わって「おひとりさまシニア」はかなりの数になりますかね。
女性を中心に年金が少ない人がたくさんいるので、シニアが小さい暮らしでどう生きていくのか、参考にしたい需要はあるのでしょう。
自分たちの親世代で参考にできる独身者(特に女性)は少ないですし。
無いなら無いなりに工夫して自由に生きる
ただ勘違いしてはいけないのは、積極的に小さな生活を選んでいる人ばかりではなく、そうせざるを得ない状況があるということ。
お金が無いなりに工夫して、少しでも自由に楽しく生きようとしているに過ぎないわけで。
「風呂なし物件が若者に人気」みたいにマスコミは勘違いしないで欲しいところ。
お金が足りないからといってそれで苦しんだり自由を失いたくはない。今の私も同様のジレンマがあります。