中国気球撃墜で高まる緊張
アメリカ本土上空を飛行した中国気球を撃墜したことで、ブリンケン国務長官の訪中が延期になるなど米中関係に緊張が高まっています。
今後は撃墜された気球が回収・分析された結果でまた動きがありそうですね。
ロシアがあんな状況でなければ、米中の間に入って存在感を示そうとするなんて展開があったかもしれませんが、今はそういう国もなく、どうやって関係改善をしていくのか…
日本が間を取り持つシナリオもあるのかな?
思い出すのは『ロックバルーンは99(99 Luftballons)』
今回の事件で思い出すのが、1983年のヒット曲『ロックバルーンは99(99 Luftballons)』です。
東西分裂時代のドイツで生まれた反戦歌で、最近HDリマスター版も公開されました。
反戦歌と言っても明るい曲で、同じメロディーラインが続くので頭にこびりつきます。
当時は東西冷戦真っ只中。ローリング・ストーンズのライブで飛ばされた風船が東ドイツまで飛んで行ったら攻撃と間違われないか?という考えたことからこの曲が生まれたそうです。
偶発的な小競り合いから99年の戦争へと発展する
英語版の『99 Red ballons』はまた歌詞の内容が違うようですが、ドイツ語の歌詞は99個の気球を攻撃と勘違いしたところから小競り合いが起き、そこに金の匂いを嗅ぎつけた人たちが全面戦争へと発展させるというものです。
Youtubeにはここ数日に書かれたコメントがめちゃくちゃ多いですね。中国気球撃墜でこの曲を思い出した方が多いのでしょうか。
アメリカでも大ヒットし、50代以上の方はよく知っている曲だと思いますし。
また注目を集めて、リバイバルヒットやカバー曲のヒットがあるかもしれませんね。戦争に金の匂いを嗅ぎつけられるのは困るけど、こっちならいい。