おひとりさまが知っておきたいお金の話
『おひとりさまが知って得する、お金の貯め方・増やし方』(佐藤治彦著、ぱる出版刊)は「幸せなおひとりさまは貧乏ではいけない」として、おひとりさま向けにお金の知識を解説していく。
「幸せなおひとりさまは貧乏ではいけない」のか「貧乏なおひとりさまは幸せとは言えない」なのかはわかりませんが…
余計なお世話だという気持ちと、貧乏なので幸せではないと言われたらそうですよねという気持ちが半々です。
でもおひとりさまが頼れるのはお金(とお金に関する知識)であることは間違いなく、一定のお金と知識がなければ生きていくのが大変なのは間違いない。
スマホ使用料「月1万円」は当たり前?
「毎月一万円前後の料金を支払っている人がほとんど」としている点では、大手3キャリアユーザの平均月額料金の9526円だから間違ってないです。
最近はMVNO、大手のサブキャリア、大手のネット契約専用プランなどへ移るユーザも増えているので、ほとんどと言われると疑問がありますけどね。大半がまだ大手3キャリアなのは事実です。
家族割のメリットがある世帯ならともかく、おひとりさまが毎月1万円前後の携帯電話料金を支払うのはもったいなく感じます。
ただ、これくらいの料金は3Gの初期(20年くらい前)からあまり変わっていません。
当時から「携帯電話料金はみんなこれくらい払っている」と、周りと同じだから安心していた人が多かった印象です。
自分は携帯本体の料金を通話・通信料金で支払わされる形だった大手キャリアが嫌いなのもあってPHSを使ったり、その後はMVNOを使ってきました。
幸せに生きたければ「比べない」
自分にとって必要かどうかよりも、自分の生活が「人並み」や「みんなと同じ」かどうかを気にして選んでいるのなら、見直した方がいい。
携帯電話料金はまさにその典型例と言えます。
幸せに生きたければ「比べない」は大切にすべき考え方。しっかりした「自分の軸(自分の価値観)」を持ち、他人と比べないことが重要です。
特におひとりさまの方がより重要な考え方になりますし、それが幸せかどうかを分けるポイントだと思っています。