孤独な中年が抱えるリスク
独身のまま中年になるともれなく狂うー。世間に流布されるこうした言説は、果たして本当なのか?
昨年SNSで話題になった「結婚しないまま40代になると気が狂う」というフレーズについての記事です。ネットで定期的に話題になりますね。
未婚・独身が問題ではなく、孤独のまま中年になると狂うリスクが高く、未婚・独身の方が孤独になりやすい、という話ですね。
もちろん私も他人事とは思えませんし、依存症という意味ではネット依存していますし…(重度ではないと思っていますが)
そもそも「中年の危機(ミッドライフ・クライシス)」がある
そもそも、中年期には「中年期危機(ミッドライフ・クライシス、ミドルエイジ・クライシス)」と呼ばれる特有の心理的危機があります。
中には「中年期の約80%が陥る」なんて書かれてあるので、それなら独身とか孤独とか関係ないような?
でも孤独の方がより悪化しやすいと言われたら、そりゃそうだよなと思ってしまいます。
だから「中年はもれなく狂う」と覚悟して、大きく狂わないようにしながら乗り切る方がいいですね。
多くの人が「理想と現実のギャップ」に苦悩する
多くの人は人生において「理想と現実のギャップ」に苦悩する時期があるものです。
それも1度ではなく何度もあるもので、その大きな時期の一つが中年期ということ。
そのギャップをうまく乗り越えられると、中高年以降の幸福度上昇に繋がるのではないかと。
ただ「理想と現実のギャップ」は老年期にも襲ってくる可能性はありますね。病気になったりして思い描いた老後の生活と違ったものになったりすると危ない。
私自身も理想と現実のギャップから、40代でセミリタイアへと逃げたようなものです。
また今のセミリタイア生活が理想通りかというとやはりギャップはあるもので、常に模索中です。
ネット依存やそれ以外への依存が酷くならないように、また攻撃的・反社会的な性格にはならないように気をつけたいものです。