「もうやりたくない…」人手不足が顕著な飲食店
アルバイトを募集してもなかなか人が集まらない飲食店も多いようだが、一方で飲食店のアルバイト経験者のなかには、「たとえ時給が高くても、大変だからもうやりたくない」という声もある。
コロナ禍で仕事を失った労働者が、元の職場・業種に戻らないのは日本に限った話ではないのですよね。
また新型コロナが再流行したら、仕事がなくなったり減ったりして不安定になるのでもう戻らないという人もいました。
アメリカなどではとにかく時給を上げて募集する動きがありますが、日本ではその上昇幅が小さいから集まりにくい面もあるのかな。
もっと楽に稼げる方法が他にあることに気づいてしまった
「コロナ禍を経て、僕の周囲では、もっと“楽”に稼げる方法が他にあるということに気づいてしまった人も多かった」には、どうしてもっと早く気付こうとしなかったのかと思ってしまいました。
飲食業に限らずストレスの多い職場からは早く逃げるのも一つの生き方ですから。だから「もっと楽に稼げる方法」は「もっと楽な生き方」と言い換えてもいいと思います。
でも日本では「3年は我慢しろ」などと言われたり、転職してもっと苦しくなるなら多少不満があっても現状維持を選択する人が多いから、こういう話になるのでしょう。
苦しい職場で我慢して我慢してFIREしたのに、その後に「FIRE卒業」するのであれば、もっと早く転職した方が幸せだったんじゃないのか?と思うのも同じこと。
新型コロナのプラスの側面
新型コロナの流行は全体で言えば悪いことが多いですが、全くプラスがないわけではなく、日本のIT化の遅れを浮き彫りにしたこともプラスの側面の一つ。
「違うを仕事をやってみたら意外と良かった」も新型コロナのプラスの側面になるかもしれませんね。
転職が常に成功するわけではないし、短期間でコロコロ転職したらマイナスと言われがちな日本では慎重にならざるを得ないのも事実ではありますが。
でも「もっと楽に稼げる方法」や「もっと楽な生き方」が他にあるのではないか、と常に探しておいた方がいい。
すぐに動かなくても、逃げ道を作っておくだけでも気が楽になるものですからね。