貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

将来の年金額は月9万円 生活保護を検討したほうがよいのか?

「将来の年金額は月9万円です」

financial-field.com

もらえる年金額が想定していたよりも少なく悩んでいる人もいるのではないでしょうか。老後にお金が足りなくなると、最悪、生活に困窮して老後破産になってしまう可能性があります。生活に困っている際は、早めに行政へ助けを求めることが大切です。

今回は、「将来の年金額が9万円の場合、生活保護を検討したほうがよいか」などについて解説します。

将来の年金額が9万円」と聞いて、まさに自分のことかと思いました。

年金9万円で問題なく生活できるのか?」と問われれば、家計調査の数字(平均)だけで見ればちょっと心許ないのは間違いない。

ただ、持ち家があるのか賃貸住まいなのかで大きく変わりますし、賃貸ならどこに住むかにもよりますね。

持ち家があっても生活保護は受給可能だが

生活保護費は地域によって違いがあり、12万円程度あるから年金額が9万円なら生活保護を受けた方がいいだろう、となるかもしれません。

しかし生活保護費は主に「生活扶助費」と「住宅扶助費(実費)」からなり、単身なら前者は8万円・後者は最高4万円で合計が12万円とかです。(これは地域によって変わります)

年金額9万円は生活扶助費の水準を上回っているため、住宅費をなんとかしましょうという話にすぎません。

行政に助けを求めた場合、自治体によっては「公営住宅に安く住めますよ」と紹介されるケースもあるでしょう。

また持ち家があってもその処分価値が低い場合は生活保護を受けられます。

news.mynavi.jp

が、先程言ったように年金額9万円で生活扶助費の水準を上回っていたら受けようがありません。

私の場合はまさにこれで、生活扶助費より少し多いくらいの年金額9万円で「健康で文化的な最低限度の生活」を営めればいいと考えています。

70歳まで繰り下げて受給すれば年金額は12万8千円

受給には色々な制限がある生活保護は最後の手段として、自衛手段としてiDeCoやNISAでの投資で老後のための資産を築いておくことを勧めています。

自営業(フリーランス)でほぼ国民年金の人ならともかく、サラリーマン(厚生年金)で年金額9万円の人は、給料が少ないことを意味しているわけで、投資に回すお金があるとは考えにくい。

もっとも効果があるのはできる限り働き続け、年金を繰り下げ受給することですが、繰り下げ受給については全く触れていないのが謎です。

前にも同じようなことを言った記憶がありますが、大事なことなので何度もでいいます。繰り下げ受給についてはしっかり伝えないとあかんでしょう。

70歳まで繰り下げて受給すれば年金額は9万円が約12万8千円にまで増えるので、これなら平均に近い生活が可能ですね。手取りはちょい少なくなりますけど。

学校では教えてくれない生活保護 (14歳の世渡り術)