年々上がる電気代を抑えるには
今回の相談者は、34歳、一人暮らしの女性。年々高くなる電気代の節約方法が知りたいとのこと。
6月から大手電力会社の値上げが認可されたので、電気代を抑えたいと考える人が増えそうです。
だからこそこういう記事に需要が増すとの目論見で書かれたものだと推察しますが…
34歳で持ち家(マンション)で一人暮らし女性、住居費7万円・水道光熱費2万円とのこと。
住居費から察するに、この金額は購入したマンションのローン(+管理費・修繕積立金)でしょうか。
親から相続した家族向けのマンションではないとすると、それほど広い物件ではないと考えられます。
一人暮らしで水道光熱費2万円は高すぎない?
広い物件であるがゆえに電気代がかかっている、という事情ならわかるのですが、そう広くはない物件だとすると、水道光熱費2万円は高すぎると感じます。
ちなみに私の場合は最も高くなる夏場でも水道光熱費は1万円くらいです。その他の季節はもっと安い。
マンションが「オール電化」だとか、特殊な事情があるのかもしれませんが、詳細についてはまったく語られず。
夏冬と春秋で電気代に大きな差があるなら、電気代のうちエアコンが占める割合が大きいと推測できたり、冬場が最も大きいなら給湯でかかっているとかわかるんですが。
洗濯乾燥機の電気代がかかってないか?
結果として電気代の節約アドバイスは一般的によく言われてることに終始しています。
せっかく個別の相談なのだから、より突っ込んで重点的な節約ポイントを洗い出せばいいと思うんですがねー。
特に「洗濯は1回すすぎに」などは、節約にはなっても効果としては小さい。水道料金の節約にもなるし、時間も短縮されて悪いことではないですが。
それよりも乾燥機付き洗濯機を使っている場合、乾燥機での電気代がかかっている可能性が気になりました。洗濯機よりも遥かに電力使いますから。
調べてみると、乾燥機の稼働1時間で1~1.2kWhかかるそうで、1回35円くらい。
洗濯乾燥機のタイプにもよるし、1回あたりの衣類量にもよりますが、毎日1回使って月1000円くらいですかね。
乾燥機を毎日使うタイプの人なら、節約のポイントになりそうです。