好きなことをしたいのに、それがわからない…
プランがないまま定年退職したら何もすることがなくなり、好きだと思っていた旅・ゴルフ・映画も、仕事の合間にやる以上の情熱はなかったと。
むしろ仕事で役に立つからやっていただけであって、とにかく自分がやりたくてやっていた趣味ではなかったのでしょう。
仕事一筋の人であれば珍しくないケースかもしれません。
趣味に生産性を求めるとこうなる?
5chで「生産性のない趣味は虚しい」という意見に反論が相次いだという話がありましたが、「仕事で役に立つから」でやっていたことはまさに生産性を求めた趣味になりますかね。
「人生で役に立つから」ならばいいですが、仕事のための趣味であれば、仕事を辞めた後は必要なくなってしまいます。
結局、好きなことは仕事(で成果を出すこと)だったのであれば、定年後も仕事を続けるのが一番幸せだというオチですね。
やりすぎると飽きるケースもある
これはFIRE・早期リタイアでも言えることだと思いますが、現役時代からの趣味をリタイア後により楽しめるかどうかはわかりません。
時間が長ければ長いほど、回数が多ければ多いほど楽しめるのが理想ではありますが、必ずしもそうならないということ。
記事のように「多忙な仕事の合間を縫っていくから楽しかった」もあるわけで。
こればっかりはやってみないとわからないことも多いし、リタイア後に始めた趣味がハマるケースもあるし。
少なくとも漠然と「好きなことをしたい」と考えないほうがいいでしょうし、一つだけじゃなく複数あったほうが保険になります。
趣味なんてそう堅苦しく考えず、気楽に楽しみたいものですけどね。