貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

「リッチに暮らすこと」と「豊かであること」には違いがある

FIRE達成者7人の貯金に関するアドバイス

www.businessinsider.jp

FIRE達成者7人のアドバイスのうち、1人目のクリス・ライニング氏のアドバイスが最も印象に残りました。

「豊かになり、豊かであり続けることで最も重要なのは、収入以下の生活を維持すること。それができれば、リッチに暮らす人々には決して経験できない自由が得られるだろう」

たくさんお金を使えるのが「リッチな暮らし」であるけれど、ライニング氏は「収入以下の生活」とそれを生み出す資産がある状態の「豊かであること」が重要だとしていると。

前者が昔からの成功者(による早期リタイア)だとすれば、後者はまさにFIREムーブメントで広がった考え方だと思います。

FIREは「リッチな暮らし」のイメージ?

しかし、世間のFIREに対するイメージは、リッチな暮らしをしているイメージを持っている人が多いと感じます。

FIREを取り上げた番組でも、「何が楽しいの?」「もっといい生活したくならないの?」といった疑問が投げかけられていました。

times.abema.tv

これを「リッチに暮らすこと」を求めているのか、「豊かであること」を求めているのか、価値観の違いだと考えればわかりやすい。

FIREといっても、節約生活を極めたギリギリFIREの人もいれば、かなりリッチな暮らしをしているファットFIREの人もいるので、一括りにはできませんが。

「コンフォートゾーン」を出る必要性

スティーヴ・アドコック氏の「お金にまつわる厳しい決断を下すには、コンフォートゾーンを出る必要がある」という言葉も気になりました。

コンフォートゾーン」とは、「快適な空間」という意味です。ストレスや不安が無く落ち着いた精神状態でいられる場所ですね。

収入と支出のギャップを作るために、厳しい決断を下す必要に迫られた時、コンフォートゾーンを出てストレスや不安を抱えることになると。

そんなことを考える必要がないくらい収入があるならいいですが、そうでない人がFIREを目指すのであれば、コンフォートゾーンを出る覚悟は必要になるのでしょう。

FIREした結果、仕事をしなくてもいいという快適な空間を得られればいいですね。

それがその人にとって新しいコンフォートゾーンなのか、あるいは思っていたのとは違うのかはわかりませんが…

コンフォートゾーンの作り方