「定年エントリー」を読んでみた
ITエンジニアの中には「退職エントリー」を書く人がいます。ちょっとした流行りだった時期もありました。
転職する人が多いITエンジニアが、何年か勤めてきた職場や仕事内容について(問題にならない範囲で)綴るものです。
その中ではちょっと珍しいかもしれない、「定年エントリー」を書いている人がいました。
2007年から17年、エンジニアとしてのブログを書き続けて、ついに定年退職というところまで書いてるのは凄いことですね。
定年後の暇をどうするか?
この方のブログでは、少し前から「定年後の暇をどうするか?」についての記事を書かれています。
エンジニアらしく(?)、定年前にしっかり検証しておくという姿勢があるようで。
FIREした人についても触れつつ、「労働に使っていた時間が無くなる」だけでなく「将来の労働のために使っていた時間も無くなる」と。
そうなんですよね。労働時間そのものだけでなく、通勤時間も勉強時間もなくなるというのはかなり大きい。
出張によく行ってた人ならば、その準備時間や移動時間もなくなりますし。
そこまで人生における時間の多くを仕事のために使っていた人は、リタイア後の暇についてあらかじめ考えておくべきなのでしょう。
まぁこの方の場合は、引き続きエンジニアとして仕事ができそうだし、趣味で楽しむこともできそうに見えますが。
「定年エントリー」はもう書けない
今後は「退職エントリー」と同様に「定年エントリー」も増えていくのかもしれませんね。そういう年代のエンジニアもたくさんいますから。
私はとっくの昔にサラリーマンを辞めたので「定年エントリー」は書けません。
「退職エントリー」も書いたことはないです。書くような内容もありませんし、愚痴が多くなりそうなので具体的すぎることは書けません。
仕事で経験したアレなことは、ちょこっと書いたことはありますが…
「セミリタイア開始エントリー」(ブログ開始の最初の記事)を書いたのでいいんですけどね。