「79歳までの充実」と「80歳からの安心」のどちらが大事か?
「保有する資産の使い道として優先するのは79歳までの生活か、80歳以降の生活か?」を60代にたずねたフィンウェル研究所のアンケートの結果は、こちらで見れました。
「人生100年時代」がそのまま自分にもあてはまると考えるなら、60歳の人にとって79歳までの生活と80歳以降の生活は同じ長さです。
もちろん、男女によって違うし、男性は独身か有配偶かによっても大きな違いがあります。
平均寿命が67歳などと言われる未婚男性にとっては、「80歳以降の生活なんて考えられない」かもしれません。
「79歳までの生活を優先」が多い
アンケートでは、「保有する資産の使い道として優先するのは79歳までの生活か、80歳以降の生活か?」に対し、1~5までの5段階での選択する形で聞いています。
全体で最も多かったのは、中間(どちらでもない?)の3で36.0%となっています。
そして「80歳からの生活のために必要資産の確保を優先する」側よりも「79歳までの生活を充実させるために使いことを優先」側の方が多いという結果でした。
世帯保有資産別で見ると、資産1億円超と保有資産なしの人が「79歳までの生活を優先」が高いという面白い結果になっています。
資産1億円超だと将来の不安は少なくなり、逆に使い切れない心配するのだろうと推察しますが、保有資産なしの人は今を楽しく生きる意識が強いんですかねぇ…
未婚男性なので「79歳までの生活」に重きを置くけれど
私は寿命が短い未婚男性ですから、長く生きる可能性は低いだろうとの予測の上で、「79歳までの生活」を充実させたいと考えています。
ただ保有する資産を積極的に使っていくかというと、取り崩してまでは使わないのだろうな、と思います。
家の補修であったり、壊れた家電の買い替えなどは躊躇せずにやるとしても、元気なうちに旅行をしよう、などと考えて資産を取り崩しすことはないだろうと。
まぁ70代になる頃には、それほどの資産は残ってない可能性も高いのですが…