お金を増やす6大思考法
6億円超えの資産を形成した上岡正明氏の経験則と、年収1億円を超える成功者1000人へのヒアリングによって導かれた「お金持ちの思考法」について語った記事です。
その思考法の一つ目は「FIREを目指すのは二流! お金を働かせながら自分も働く」とのこと。
「年収1億円を超える」成功者1000人に聞いたらそうなるやろとしか…
これが「資産◯億円を超える」人に聞いたら、不動産経営などでできるだけ働かない生き方を選んでいる人もいるでしょう。
とにかく「お金を増やす」を目的にするなら働くべき
目的が「お金を増やす」なのか、それとも「お金よりも自由に生きる」なのかの違いもありますね。
目的が「お金を増やす」ならば、投資をしつつ「寝る間も惜しんで働く」くらいでもいいのでしょう。
FIREを目指している人も、FIREするまで(資産額が目標に達するまで)は同じですよね。さらに節約もがっつりやるくらいで。
ただ実業家はまた別
記事では「本物のお金持ちは、実は誰よりも働いている」として、ファーストリテイリングの柳井正氏やソフトバンクの孫正義氏を例として挙げています。
しかし彼らはお金持ちになることを目的としているというよりも、事業を大きくするのが目的の実業家だからちょっと違うかな。
2人とも資産の大半が自社の株式であり、経営で失敗すれば自分の資産も大きく目減りするリスクを負っているわけで。
楽天の三木谷浩史氏も自社株による資産額は数千億円になりますが、楽天自体はモバイル事業にお金を注ぎ込んで、今はまだ巨額の赤字を出しています。
「お金を増やす」ことだけを目的とするならば、無茶な投資でしかないでしょうね。
ただそんなことを考えずに突き進むのが実業家であり、成功させれば一流、失敗すれば二流・三流扱いされる世界でしょう。
お金持ちの世界で、持っている資産額だけで一流・二流・三流を決めるのであれば、6億円ですら二流扱いされるのかもしれませんが…