早期退職後ヒマすぎて2年で800万円を浪費
周りに流されて早期退職したとは言え、投資で稼いだ資産に退職金2000万円近くを合わせると独身なら早期リタイアしても細々と生きていけるくらいはあるかな?
「没頭できるお金のかからない趣味でもないかぎり、エンドレスな休日は退屈なだけ」と感じる人には難しいのでしょう。
今の会社が嫌で早期退職したとしても、早期リタイアするのではなく他の会社で働けるのであれば良かったんでしょうけど。
一つの企業しか知らず、それも管理職が長い50代ともなると、転職できる企業が少ない厳しさもありますね。
浪費の内容がガールズバーやキャバクラというのはちょっとアレですが…
老後も退屈な日々にならないか?
まさにFIRE・早期リタイア後の生活の難しさの一つだと思います。
暇をもてあそび、暇があると浪費をしてしまうタイプの人は、65歳まで働き続けた方がいい。
というのは当然の結論ですが、じゃぁ65歳以降は「エンドレスな休日」をお金を使わずに過ごせるかというとそれも疑問です。
65歳までに「没頭できるお金のかからない趣味」を見つけられればベストですが、そう簡単なものではないし。
結局、65歳から浪費生活してしまうリスクは残りますね。50代から浪費するよりは資産的にはマシでしょうけど。
わかっちゃいるけどやめられねぇ
植木等が歌った『スーダラ節』のように、高頻度で仕事帰りに飲み歩くサラリーマンはもはや少数派だと思います。
しかしその楽しさが忘れられず、リタイア後も外で飲むのが好きな人は老後破綻の危険性はありますね。
それが「わかっちゃいるけどやめられねぇ」になったらヤバい。
Wikipediaには、『スーダラ節』にまつわるエピソードとして、僧侶である植木等の父から「『わかっちゃいるけどやめられない』は人間の矛盾をついた真理」だと励まされたとあり、まさにその通りだとも思いました。
現役世代なのに働かないでいるセミリタイア生活もまた、世間的には歓迎されないと感じつつ「わかっちゃいるけどやめられねぇ」なんですけどね。