「仕事で生涯現役、セミリタイア」どっちが幸せ?
仕事で生涯現役を貫くのと定年前にセミリタイアするのはどっちが幸せか。精神科医の保坂隆さんは「私は50代半ばで管理職を命じられたことをきっかけに『元気な間に自分が本当にやりたいことをやろう』と決意しセミリタイアすると、精神的に非常に満足度の高い日々を過ごせた。定年後も同じで、収入の代わりに、時間というもう1つの人生の財産が手に入ると考えれば恵まれた暮らしとなる」という――。
「仕事で生涯現役を貫くのと定年前にセミリタイアするのはどっちが幸せか」と問われたら、そんなの人それぞれとしか答えようがないです。
そもそも、自分のやりたい仕事(職種)で生涯現役を貫ける人は限られます。定年退職で続けられない人も多いので
医師である保坂隆氏のような士業や特別な知識・技術を必要とする業種ですね。
セミリアイアでも自分のやりたい仕事で細々と稼げる人は、やはりそういう資格や技術を持った人です。
なので多くの人には「自分には関係のない話」に映るかもしれませんね。
年金をもらいながら働き続ける人もいる
一方、特に資格や技術を持ってない人でも、老後(65歳以降)働き続ける人はいます。
お金のための人もいれば、健康や居場所のためという人もいて、人それぞれ。
こちらの記事の70歳男性は、月13万円程度の年金をもらいつつ、ポスティングの仕事で月16万~17万円を得ているとか。
「健康のためにこの仕事がぴったり」で「倒れるまで働き続ける」と心に決めているようで、この方にとってはこれが幸せなのだろうと思います。
私はもちろんセミリアイアが幸せ
私はもちろん「セミリアイアが幸せ」だと考えています。
でも生涯現役かセミリアイアかの2択ではなく、「定年まで働いて完全リタイア」という選択肢もあります。
それを選ぶ人はかなりいるはずですし、金銭的に余裕があってできる人は比較的幸せでしょうね。
ただし完全リタイア後の生活が幸せかどうかは、家族との関係や仕事以外での人間関係次第ですけれど…