サバンナ八木の年収300万円でも満たされる方法
「ブラジルの人聞こえますか~!」のギャグでおなじみのお笑い芸人・サバンナの八木真澄さん(50歳)。じつは倹約家でファイナンシャルプランナーの資格を持っています。ここでは、「お金がなくても、なんとかなる。たとえ年収が300万円でも、満たされる方法はある」と話す八木さんが実践している節約術を『年収300万円で心の大富豪』(KADOKAWA刊)から抜粋して紹介します。
サバンナ八木と言えば、千原jr.に「天然ではなく自然」と言われるタイプのキャラなので、ファイナンシャルプランナー(2級)を取ったのはちょっと意外でした。
ただ芸人は売れるまでは苦しい生活・節約生活を強いられるので、その生活で培った経験で『年収300万円で心の大富豪』を書けたのでしょう。
ファイナンシャルプランナーという肩書があると、説得力は増しますね。
費用対効果を「自分値段」で考える
費用対効果(コスパ)のいい食材を選ぶのは、節約をするなら当然のこと。
ただそれを周りの評価に流されるのではなく、「その食材が手に入らなくなったときにいくらまで出せるか」という「自分値段」を考え、それより安いならおトクだとする考え方は、自分の軸があっていいですね。
「自分値段」が実売価格よりも高いものほど、自分にとって必要なものと言えますし、「自分値段」より安く買えていればおトク感までプラスされます。
今の日本においては「手に入らなくなったとき」が起きにくいですから、それを考える機会が少ないですが。
「サブスクができた時点で人間平等」
書籍の帯に「サブスクができた時点で人間平等」と書かれていますが、この考え方も面白いですねぇ。
確かに、〇〇放題系のサブスクの登場は、お金によって生じる差を縮めました。
まぁお金持ちは複数のサブスクに入れる(入るかどうかは別だが)ので、完全な平等とはなりません。
むしろそれを楽しむ時間があるかどうかの方が重要で、「お金持ち」よりも「時間持ち」の方が有利です。
結局のところお金をいくら持っているではなく「いかに幸せと感じるか」であって、「大富豪かどうかは自分が決める」という考え方。
この点は大いに同意します。
ただネットやサブスクが広がって幸せと感じやすい時代になった一方、SNSの使い方によっては不幸と感じやすいので、そこに陥らないようにしないといけませんが…