シニアの生活意識調査2024
このたび、ソニー生命保険株式会社(代表取締役社長 髙橋 薫)は、2024年8月2日~8月3日の2日間、全国のシニア(50歳~79歳)の男女に対し、今年で12回目となる「シニアの生活意識調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効サンプルの集計結果を公開しました。
ソニー生命保険株式会社が毎年行っている『シニアの生活意識調査』の結果です。
調査対象のは、50代が半数、60代と70代がそれぞれ25%ずつで、男女はまたそれぞれの半数となっています。
現役世代が半数以上であり、プレ年金生活者への調査に近いですかね。
「現在の楽しみ」では「資産運用」が伸びている
「現在の楽しみは何か(複数回答)」を聞いた質問では、トップは「旅行」で昨年より大きく伸びており、コロナ禍から脱したと感じます。
他に昨年より伸びているのが「資産運用」で11.7%→14.7%、「貯蓄」も伸びています。これは新NISA開始の影響かもしれません。
調査が日経が大暴落の真っ只中の、8月2日・3日だったため、これがなかったらもっと数字が高かった可能性も?
「仕事が楽しみ」は9%
一方、「仕事」と答えた人は10.9%から9.0%に減っています。
男性では50代ではほとんどの人が、60代前半も大半の人が仕事に就いているはずで、全体の4~5割が働いていると想定すると9働いている人の2割程度しか「仕事が楽しみ」と感じてないと。
楽しみでも嫌でもなく、生活のために仕事をしている人が大半なのだと思います。
趣味・レジャーにしろ仕事にしろ、また「こども/孫」や「パートナー」という答えてる人もいらっしゃいますが、いずれにせよ楽しみがあるならいいんじゃないでしょうか。
ただし、「老後も配偶者と一緒に暮らしたいと思うか」という質問では、22.8%の女性が「そう思わない」と答えており、熟年離婚の危機にある夫婦がかなりいるのだとわかります。
自分の楽しみが「パートナー」であっても、相手が同じように思っているかはわからないということですね…