iPhone 16の価格、世界の中で日本は安い
9月9日深夜に発表されたiPhone 16の価格は最も安い128GBモデルで799ドル(税抜)、日本では124,800円(税込)だそうです。
相変わらず高いと感じますが、世界的に見れば安い国にはいるんですね。
税抜価格は113,455円で、これを799で割ると為替レートは1ドル=142円の価格設定なのだとわかります。かなり良心的と言えますかね。
79,980円に値上げされたPS5
一方、標準モデルが66,980円から79,980円(税込)へと大幅に値上げされて、高くなったと話題になっているのがPlayStation 5です。
アメリカでの販売価格は発売当初から499.99ドルで据え置きだそうで、これを税抜価格として、日本の税抜価格72,709円で為替レートを計算すると145.4円です。
140円前半になった今ではちょっとお高めに感じますが、1ドル=160円くらいの時代は頑張って安く売ってたのかもしれません。
しかし「子どもへのプレゼントで買える価格ではなくなった」と言われるのも事実ですねぇ。
「ゲーム機は安くなっていく」過去の話
ゲーム機は発売当初が最も高く、成功したハードほど大量生産の効果や、部品の価格がどんどん下がって、安くなっていくのがこれまでの常識となっていました。
ゲーム機メーカーは、ゲームソフトが売れれば一定のロイヤリティが入るので、ゲーム機では大きな利益を出さなくてもいいという環境も影響しています。
ちなみに私もPS4を2019年に買いましたが、価格はなんと約2万円。発売当初の半額でした。
しかしムーアの法則は限界を迎え、半導体価格が高くなっている現状では、かつてのような値下がりは期待できないようですね。
アメリカ価格では据え置きしているので、インフレを考えると実質値下がりしているとも言えますし。
これまで家電やIT製品では、大量生産や技術革新によってどんどん安くなりながら性能が上がるという恩恵を受け続けていただけに、そういう時代が終わるのは悲しいことですね。