貯金オタク、5,000円の石けんで目覚める。
将来への不安から「超節約生活」を始めたら、1年半で250万円の貯金に成功! ただその後、お金を使うたびに「罪悪感」に襲われるように……。そんな主人公・えぴこの価値観を変えてくれたのは、友人から贈られたあるプレゼントだった! 話題のコミック『貯金オタク、5,000円の石けんで目覚める。』より、短期連載でお届けします!
コミックエッセイ『貯金オタク、5,000円の石けんで目覚める。』から一部抜粋した連載記事です。
将来への不安からお金を使えなくなるほどに貯金に取り憑かれたものの、友人から贈られたプレゼントをきっかけに「金は生きてるうちに使い切れ」へと舵を切るという話です。
私も仕事がなくて貯金が減っていく生活を経験して、その後に貯金モードに入ったので、この感覚はよくわかります。
私の場合は、セミリアイアして貯金を使っていくモードに入りましたが。
「羨ましい」を感じたら危ない
貯金に取り憑かれいつでも「貯め時」と考える貯金オタクではあるものの、他人の行動・贅沢を「羨ましい」と感じているので、どこかで完全貯金モードを変える必要があったのだと思います。
貯金のための節約が「我慢」であり、我慢しない生活を「羨ましい」となったら危険サイン。
後悔しないように、本当にやりたいことはやっておいた方がいい。
逆に言うと「羨ましい」と感じず、自分のライフスタイルが確立していれば、貯金生活を続けても良かったかと。
「他人の評価」より「自分の満足感」
今回の連載の最終話では、カウンセリングで「他人の評価」より「自分の満足感」に意識を向けるようアドバイスを受けています。
これがとても大切なことで、これまで何度も言っている「自分の軸」を持つということ。
他人の貯金額・資産額を見て「羨ましい」という思いから貯金をするのも、「他人の評価」を気にしているのと同じです。
もちろん他人の行動を真似るように贅沢をするのも同じ。
貯金にしろ贅沢にしろ、自分の軸で考えて必要なだけやればいい。死ぬときに後悔しないことが一番大切です。