東証が10月5日から取引時間拡大
東証が10月5日から取引時間拡大を30分拡大し、終了時刻が3時半となりました。
早期リタイアして日中昼間はずっと相場チェックしている人は、その時間が30分長くなってしまうのでしょうか。
新たに導入されるクロージング・オークションの影響もあるのかな。
私はリアルタイム相場チェックはほとんどしていないのでわかりませんけど。
インサイダー取引の検挙が立て続けに
それより気になっているのは、含む金融機関でのインサイダー取引の検挙が立て続けにあったことです。
特に監視側である金融庁と東証で起きているのは、非常にまずい。
金融庁の件は出向で来ていた裁判官がやったのですから、ちょっと驚きです。
インサイダー取引ができうる環境にいたら誰しもが誘惑に駆られ、そのうちの一部の人がついやってしまうのでしょう。
誘惑に駆られてやってしばったばかりに裁判官という職を失うわけで、もったいないですねぇ。
これは氷山の一角に過ぎない?
おそらくこれらも氷山の一角に過ぎず、バレない範囲で行われたインサイダー取引はこれまでにどれだけあったかわかりません。
「捕まる奴は、不運と踊っちまったんだよ…」くらいの感覚でやってそう。
インサイダー取引の罰則は、「5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金、またはその両方」だそうですが、もっと罰則を強化してもいいかも。
それ以上に監視の強化も必要ですね。今ならAIを使って怪しい取引を炙り出すのもありかと。
政府が進める「貯蓄から投資へ」をより進展させるためには、不正を許さないという姿勢を見せておくことが重要です。
金融庁や東証にはしっかりとしてもらいたいものですね。