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「マイナ保険証の2025年問題」で窓口がパニックに?

「マイナ保険証の2025年問題」は起きるのか?

gendai.media

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政府はマイナ保険証(マイナンバーカードと健康保険証の一体化)を進めており、健康保険証は今年の12月2日で廃止(新規・再発行終了)となります。

マイナンバーカードを保険証として使用する仕組みになりますが、これにはマイナンバーカードのICチップに書き込まれた「電子証明書(利用者証明用電子証明書)」を使用します。

しかし電子証明書には5年間の有効期限があり、5年に1度更新が必要。

2020年9月から実施されたマイナポイントのキャンペーンでマイナンバーカードを作った人は、2025年が更新時期になります。

病院に行った時に電子証明書の有効期限切れに気づく人が続出し、窓口の作業が大変になるだろうという予測ですね。

「被保険者資格申立書」を書かされる

ではもし電子証明書が有効期限切れだった場合どうなるかというと、窓口で「被保険者資格申立書」を書いて対応になるそうです。

これは「マイナンバーカードの健康保険証利用についてよくある質問」のQ.20に書かれていました。

マイナンバーカードの健康保険証利用についてよくある質問

病院の利用者は電子証明書の再発行をしないと診てもらえないということにはならないし、全額負担の必要もありません。

ただこのアナログな処理をする病院側は大変ですよね。

私の電子証明書の有効期限切れ体験

私はマイナンバーカードができる前の、住民基本台帳カード時代から、確定申告の電子申請において電子証明書(署名用)を利用しています。

そして「いざ申告!」という時に、電子証明書の有効期限切れに気づき、慌てて市役所に走って再発行してもらったことがあります。

確定申告の時しか使わないから有効期限切れに気づかないんですよねぇ。

マイナ保険証でも月に1度くらい通院している人なら、「有効期限が3ヶ月以内に切れる」と表示されて気づくと思いますが、病院には年に1度行くくらいなら気づかず有効期限切れになるでしょう。

こういうのは何度か経験して慣れていくものですが、5年に1度だとまた忘れて過ごしそう。

期限切れの前に有効期限通知書が送付されてくるので、これを忘れずに対応する必要があります。役所の窓口に行くのが面倒でしょうがない。

実際にどれほどのパニックになるかはわかりませんが、記事の最後に書かれている「国のデジタル化への不信感」が増大するのは事実でしょうね。

マイナ保険証 6つの嘘